前回まではホームジムの注文してから検品までの作業を紹介しました。今回はジムマシン機能を満載したパワーラック「IROTEC マルチビルダーステーション140」の組立て作業をお送りします。
組み立て
この場所(125×125cm)にトレーニングマシンを組み立てます。
説明書通りに紹介していきます。
ステップ1.これらが土台部分の部品です。
土台部分を組み立てました。
ポイント!
ボルトは完全に締め込まず、少し余裕を持たせておきます。完全に占めてしまうと他の部品を取り付けることが出来ないことがあります。
ステップ2~4.ウエイトプレートスリーブ、トップフレームなどの部品。
サポートプレートを取り付けます。
トップフレームを取り付けました。
バックセンターアップライトフレームとリアベースフレームをボルトで固定します。
リアベースフレームにバックアップライトフレーム(メッキ)を取り付けました。
ステップ5~6.これらが取り付ける部品です。
アップクロスビーム取り付け完了。
ここまで作業が進んではじめて、各箇所のボルトを本締めします。
バタフライフレームを固定するシャフトとブッシングに、汎用グリスを塗ります。グリスを塗っておくことで、より長く使うことができます。
バタフライフレームがつきました。
ステップ7.残った部品はバタフライアーム、バックパッドなど。
バタフライアームの可動部にはグリスを塗っておきます。
アーム、パッドが着きました。
残ったパーツはケーブル、プーリー、ラットバーなど。
説明書を見ながら、ケーブルを配線します。残念なところは滑車が(ガラス繊維強化)プラスチックであるところです。騒音、振動吸収効果は高いのですが、傷んでくるため定期的に交換する必要があります。
組み立てにかかった時間
ステップ5の辺りまで4時間、残りの作業に2時間、廃材の片づけと掃除に1時間、合計7時間要しました。狭い場所で組み立てたため、かなり時間がかかっています。
ラチェットレンチは必ず用意することをお勧めします。
ジムには緩み防止に効果が高いナイロンナットが使用されています。よって手締めで作業することはできません。ラチェットレンチが用意できず、モンキーレンチやスパナのみで作業に挑んだ場合は、+1時間は覚悟しておく必要があります。
不具合について
私の場合、バタフライアーム左に不具合がありました。目視でも歪みが分かるほど曲がっており、実際に負荷をかけてトレーニングすると、左アームに偏って力が入ります。(50kg設定でバタフライを行った際「右20kg」「左30kg」でバタフライをしている感覚)
我慢して使っていたのですが、不具合対応してもらえる期限の最終日(届いてから7日目の日)にショップへ連絡しました。電話での不具合連絡に対しては交換を快諾して貰え、翌日には代替品が届きました。
ホ―ムジム完成
組み立て作業完了直後の様子です。
特筆すべきは、購入時には重要視していなかった「ラットプルダウン」が、予想外に使い心地がよかったことです。懸垂だけでは鍛えられない部分を最後まで追い込むことができます。
背中の筋肉を鍛えて広くしたい方は、「ラットプルダウン」機能が付いたマシンを選択肢に入れることをお勧めします。
まとめ
設置後はバーベルとマシンそれぞれにウエイトを分けて装着し使用しています。トレーニングメニューを変える度に装着し直すという手間がなくて済むので、140kgバーベルを選んだという点に関しては正解でした。
いかがでしたか?最後までご覧くださってありがとうございました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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