初めてご訪問くださる方、はじめまして当ブログの管理人「ケンジ」と申します。
今回は自宅にホームジムを作ろう!と思い立ってから購入するまでの思考や準備までの過程をお送りします。
ホームジムとは
ホームジムとは言葉の通り「自宅のジム」、自分専用のトレーニング施設という意味です。(home:家または自宅、gym:筋肉を鍛えるための機器や道具がある、屋内型の運動施設)
●ホームジムをつくるメリット
- マシンを使えば知識やコツは必要なく狙った箇所を効率よく鍛えることができる
- (帰宅時や起床時など)いつでも好きな時にトレーニングすることができる
- トレーニングジムに向かうまでの往復時間と費用を節約できる
- マシーンの順番待ちをする必要がない
- 自身のペースでトレーニングを行うことができる
- 購入してしまえば、それ以降は費用がかかることはない
- 自分だけのジムであるという所有欲が満たされる
- モチベーションが上がる
家にいるときであれば、いつでも毎日トレーニングできることが最大のメリットです。
またマシンを眺めるだけで「やるぞ」という気持ちになり、気が付くとトレーニングをはじめているという好循環が生まれます。
●デメリット
- 初期投資の費用が掛かる
- 場所を確保する必要がある
- 引越しや挫折して処分する際に困る
設置場所については自身で用意する以外に手はありませんが、費用や処分には打開策があります。記事の終わり辺りにある「購入資金」「覚悟」の項目をご覧ください。
ホームジム用マルチマシンの種類
自宅で確保できるスペースは限られているため、沢山のトレーニングマシンを置くことはできません。「一つのマシンで数種類のトレーニングを可能にしたもの」それがマルチトレーニングマシンです。
トレーニング知識の少ないビギナーでも用意されているトレーニング動作を行うことで「胸、背、足」など狙った箇所のトレーニングを行うことができます。また怪我のリスクが少ないことも大きな利点です。
マルチトレーニングマシンには大きく分けて2種類に分けられます。
「ウエイトスタックマシン」
一つ目は「ウエイトスタックマシン」です。
特徴はピン一本差し替えるだけで、ウエイトの変更が出来ることです。時間を短縮できるので効率よくトレーニングを行えるでしょう。デメリットは用意されたウェイト以上のトレーニングが出来ないことと、バーベルトレーニングを行いたい場合には別に用意しなければならないことです。
こちらはホームジムの一流メーカー「TUFF STUFF」ホームマシンです。右側が「AXT-225」、左側がマルチマシンの最高峰「SXT-550」です。ウエイトスタック重量はどちらも91kgとなっています。
トレーニングマシンでありながら、眺めて満足することのできる芸術作品でもあります。
手に入れた方はすべてにおいて満足すること間違いありません。
お値段が気になる方はこちらからのぞいて見てください。
TUFF STUFF(タフスタッフ)社製(USA)SXT-550 ハイブリッドホームジム
TUFF STUFF(タフスタッフ)社製(USA)AXT-225 ベーシックホームジム
「プレートローディッドマシン」
二つ目は「プレートローディッドマシン」です。
最大のメリットはマシンが耐えられる重量まで、ウエイトを増やすことが出来ることです。またバーベルトレーニングを行う際も同じウエイトプレートを使うことができます。デメリットはウエイトを変更する度にプレートを取り付け、取り外しする手間があることです。
こちらは「POWERTEC(パワーテック)レバレッジシステム WB-LS15」です。デザインと「一台で全身を鍛える」ことを徹底的に追求して作りあげられたマルチマシンです。
完成度が高くトレーニングジムに通う方々からも良い評価を得ている商品です。
【ホームトレーニングの決定版】 POWERTEC(パワーテック)社製(USA)WB-LS15 レバレッジシステム
※プレートは別売りとなっています。
「スミスマシン、パワーラック」
その他の項目として「スミスマシン、パワーラック」を紹介します。
本格的に体を鍛えようとする上級者向けのマシンです。トレーニング重量が増えて耐荷重が足りなくなり、買い換えるという事態を防ぐ為、耐荷重は300kg以上ある商品を選びましょう。
こちらは「TUFF STUFF スミスハーフケージ ラット付き CSM-725WS」です。スミスマシンにウエイトスタックマシンが付いた豪華バージョンとなっています。お値段は見ない方がいいかもしれません。
【※代引き不可】TUFF STUFF(タフスタッフ)社製(USA)CSM-725WS スミスハーフケージラット付【受注発注品】
※プレート、バーベルバーは別売りとなっています。
トレーニングマシンを買う心得
トレーニングマシンを買う前に心得ておかなければならない事があります。
「価格と品質は比例する!」
先ほど紹介したようにトレーニングジムに置かれている(機能性、耐久性に優れ、外観も良い)トレーニングマシンの値段は、一台当たり概ね30万~80万円します。
安く売られているトレーニングマシンでは「機能性」「耐久性」「外観」のいずれかが犠牲になっていると考えられます。価格の安さを追求しすぎると強度不足で使い物になりません。
資金が限られている私がジムを購入する上で選んだ基準は「強度が十分にあること」ただ一つです。
IROTEC マルチビルダーステーション
選んだ商品はこちら!
スーパースポーツカンパニーが販売する「IROTEC マルチビルダーステーション140」です。
IROTEC(アイロテック) マルチビルダーステーション140/ダンベル・ベンチプレス・トレーニングマシン・パワーラック・ホームジム・マルチジム
IROTEC(アイロテック)マスキュラーセット140/パワーラック+マルチベンチ+ダンベル バーベルセット[140kgセット]ダンベル・ベンチプレス・筋トレ・マルチジム・懸垂・インクライン
ウエイトスタックマシンではなくフリーウエイトマシンを選んだ理由はこれです。
- ウエイトプレートの使い回しができる
- マシンの強度までウエイトを上げられる(商品説明では最大135kgまで可能)
- 70kg以下のウエイトスタックマシンを購入した人の幾人かは1年程度で買い替えを考え始めていた
- 省スペースで設置できる(ウエイトスタックマシンは縦長、こちらはほぼ正方形)
ファイティングロードのマシンが若干安く迷ったのですが、商品レビュー数が最も多く全体評価が良かったため、スーパースポーツカンパニーで購入しました。部品の不足、不具合がある時にショップが迅速対応していたことが決め手です。
実際に届いた商品はレビュー通り十分な強度をもっており、安心してトレーニングに励むことができました。半年間ほぼ毎日使用してきましたが、こちらを買って満足しています。
しかし問題が全くなかった訳ではありません。
購入して良かったこと
- 価格が安い
- 十分な強度がある
- 塗装の状態が良い(商品レビューで酷評されているほど、悪くない)
- バーベルバーとプレートが丁寧に作られており格好良い
- 注文してから発送までの対応が早い(注文した翌日に届いた)
- 販売ショップの対応が丁寧で、トラブルの際には対応してくれる
残念なところ
- 荷解きをした際パーツに(溶接時にでる)鉄粉や汚れがついている
- ひっかきキズや塗装の剥げ、泡立ちがある
- ワッシャの個数が少し足りない
- バタフライアームの固定ボルトが曲がって溶接されており、バタフライ動作に支障があった(←ショップにて該当パーツを交換してもらい、解決済み)
「キズや汚れ」に関しては商品レビューにあった通りで、承知して購入したので問題ありませんでした。開封時にはすべてのパーツを雑巾で拭き上げて綺麗にしました。
部品の不足や溶接不良に関しては、販売ショップに問い合わせると代替品と交換してくれるなど迅速に対応してもらえました。(連絡した翌日に代替品が届きました。)
お勧めする最大のポイントは「販売会社が責任をもって対応してくれる」ことです。ここの様に丁寧なショップは最近珍しいくらいです。
ただし不具合についての対応は、商品到着後1週間までとなっているので検品、組立てを迅速に行う必要があります。(商品のチェックポイントは次の機会にお送りする記事を参考にしてください)
購入費用の総額
設置スペースの関係からマルチポジションベンチは置けない為、折りたたみベンチに変更して個別購入しています。
- IROTEC マルチステーションラック:49,464円(税込)
- IROTEC バーベル ダンベル140kgセット:35,100円(税込)
- IROTEC 折りたたみベンチ:15,660円(税込)
合計金額:100,224円
ホームジムをつくるために必要な3要素
ホームジムを作ろうと思い立ったら行動あるのみ、次の3つを準備します。一つでも欠けてしまえば、ホームジムを作ることはできないかもしれません。
- お金
- 場所
- 覚悟
購入資金
トレーニングマシンを買うと決めたのが2014年4月でした。私の場合は趣味のバイクを売却しました。それでも資金が不足したので、スーパースポーツカンパニーで使えるポイントを半年かけて(5万円分)貯めました。
(ポイントに関してはブログスポンサーとの契約上、記事にすることはできません。スーパースポーツカンパニーのHPをご覧になって探してみて下さい。)
スーパースポーツカンパニーHP : http://www.super-sports.jp/
設置場所
マルチステーションは重量があります。アイロテック製でも合計240kgあるので、床に強度がない場所には設置できません。木造住宅の場合は、2階には設置しない方がよいでしょう。
私は狭いアパート住まい(1階)なので荷物を整理して設置場所をつくりました。妻との交渉の末、なんとかホームジム設置の許可がでました。
スペースの広さ:幅125cm×奥行130cm(トレーニング時は190cm)×高さ240cm
覚悟
マルチステーションは家の中ではとても大きく目立つ存在です。お金もかけて「筋トレするぞ」と豪語したにも関わらず、オブジェとしてしまっては男のメンツ丸つぶれです。
万が一「挫折して処分する際」や「引っ越しするとき」にも手間がかかることを覚悟しておく必要があります。(組み立て取扱い説明書は大切に保管しておきましょう)
トレーニングマシン設置イメージ
普段のトレーニングマシンの様子です。折り畳み式ベンチのお陰で、コンパクトに収まっています。
ベンチを広げるとかなりスペースをとります。長さのあるバーベルバーを使うことが出来ない為、ベンチプレスはできません。バーベルはデッドリフトに使用しています。
ウエイトプレートはマシンに65kg、バーベルに60kg常設して使っています。怪我を防ぐためにレップ数を多くしてトレーニングを行っているのですが、半年も経つと流石にウエイトが足りなくなりました。重めのプレートを近々購入しようと考えています。
あとがき
いかがでしたでしょうか。ホームジムをつくるイメージは湧きましたか?それとも大変そうだと思われますか?
(ブログの更新頻度を見て頂くと分かるかと思いますが)飽きっぽい私が半年も筋トレを続けることが出来たことは奇跡と言えます。
トレーニングマシンは知識のない人間でも効率よく成果を出し、モチベーションも高めてくれます。
低価格でホームジムをつくろうと考えている人に「IROTEC マルチステーション」はお勧めですよ。次回は「IROTEC マルチステーション」の組立てをお送りします。
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