現在、フリマアプリやオークションサイトなどでは海賊版・偽造品の漫画や小説の違法販売が横行しています。
「鬼滅の刃」「五等分の花嫁」「週刊少年ジャンプ」などなど例を挙げるときりがありません。
特にオーバーロード亡国の吸血姫は改訂修正が何度も繰り返されており、本物との差異がほとんどなくなってきています。
30万円前後で売られている海賊本が、1冊いくらで作られているのか気になりませんか?
大まかな金額が判明しましたので紹介します。
※海賊版、偽造品の作成を依頼することは犯罪です。くれぐれも利用はされないでください。
どこで売られているか?どこに注文依頼すればいいのか?という点に関しては、二番煎じを狙う人間がでないように、できる限り掲載することを控えることにしています。
あらかじめご了承ください。
印刷工場について
日本国内には漫画や小説などの書籍偽造を請け負う印刷工場はありません。
模造品は海の向こう側にある印刷工場で作られています。それらの工場では次の段落以降で紹介するように堂々と日本漫画の写真付きで製造依頼受け付けますよと宣伝されています。
一般書籍の作成依頼費用は?
海外で売られている形式の小説は1冊あたり131円となっています。500冊単位での注文だと6.5万円前後となります。※1元=19円時点
カラー印刷本の場合は1冊あたり131円となっています。200冊単位での注文で2.6万円前後となります。※1元=19円時点
結論として、一般書籍は1冊あたり131円となるようです。※1元=19円時点
亡国の吸血姫の作成依頼費用はいくら?
偽造品 亡国の吸血姫は、2022年7月に本の綴じ部分を「糸綴じ」から「無線綴じ」に変更しています。
書籍作成依頼サイトを見てみると、オプションで選べるようになっていました。
ブックカバー部分もオプションで様々な加工が選択できることがわかります。
ハードカバータイプの書籍で1冊あたり187円となっています。500冊単位での注文で9.3万円前後となります。※1元=19円時点
かなり精巧につくられていることが判る漫画本は1冊260円となっています。500冊単位での注文で13万円前後となります。※1元=19円時点
子供用絵本などは、全ページがカラー厚紙となるため、最も高価になるようでした。
偽造品 亡国の吸血姫の場合は、挿絵が4ページ、口絵が1ページ、ブックカバー、帯、ソフトカバー、無線綴じとなります。
用紙にこだわったとしても、1冊あたり350~500円ほどだと予想されます。
1冊500円とした場合、200冊単位での注文で10万円ほどとなります。500冊単位での注文で25万円前後となります。※1元=19円時点
これは偽造品 亡国の吸血姫を1冊売るだけで元がとれる計算となります。多少の手間はかかりますが、元手がこれだけ安く済み儲けが多いのであれば、何人もの偽造品出品者がでてくるはずです。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
1冊350~500円ほどの海賊版・偽造品に20~30万円ものお金を払うのは勿体ないと思いませんか?
記事を書いた2023年年明け前後でも、フリマサイト・オークションサイトで偽造品が多数販売されているのをみかけます。当記事をみて頂けた皆様はくれぐれも偽造品を購入しないようにして下さい。
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