20万円で買った本が海賊版だった!亡国の吸血姫の見分け方

”オーバーロード(OverLoad) 亡国の吸血姫を安く読みたい

「買って売ったら実質2万円」をメルカリで実践したら届いた本が偽物・偽造品だったのです。

写真で見分けるポイントは、たった1つだけしかありません!

正規品を改めて購入して見比べてみましたが、偽物は精巧に印刷されており絵や文字での判別は不可能です。品質の劣る紙が使われていること、製本方法が異なることしか違いはありません。

フリマサイトで表示される写真で海賊版を見分けることが可能な箇所は1つしかなかったのです。もちろん出品者側も認識しており、この箇所の写真をのせることはありません。

「ほとんど違いがないのなら偽造品でもいいじゃないか」と思う方も中にはいるでしょう。

残念ながら偽造品は粗悪品のため、普通に何回か読むとバラバラになり破損してしまうほど耐久性がありません。詳しくは「海賊版 亡国の吸血姫は本が壊れやすい 偽物事例8件」の記事をご覧ください。

本記事ではオーバーロード本編小説「12巻(ページ総数410P)」と比較し、その数値を載せています。

正規品「亡国の吸血姫」は各章(4枚)に厚紙の挿絵があります。12巻と比べて少し重くなり全く同じではありませんが、数値は概ね同じくらいです。偽造品ほど違いはありません。

正規品の数値は、海賊版対策活動をされている方々と足並みを揃えるために削除しました。また海賊版の出品者が簡単に細工できるポイントはできる限り載せていません。

※冒頭にある写真の”オーバーロード 亡国の吸血姫”は偽造品です。

※これより長文になります。結論だけ知りたい方は「7章 まとめ亡国の吸血姫の判別ポイント!」をご覧ください。↓↓

※2022年7月以降に偽造品の製本方法が変更されました。判別方法に対策された偽物が出回っています。

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海賊版の見分け方の基本 出品者について

”偽物の基本的な見分け方は正規品と見比べる”というものです。言われてみれば当たり前のことですね。

今回はオーバーロードファンなら誰もが持っている「オーバーロード本編小説12巻:410ページ」と比較していきたいと思います。参考までに「亡国の吸血姫」は416ページです。

書籍の説明に入る前に偽物を出品している出品者の特徴についてお話します。

※別記事で「亡国の吸血姫」の正規品と偽造品を比較紹介していますので良ければご覧ください。

特徴1 新規IDまたは評価数5以下のIDを使っている

現在、フリマサイト(メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ)で確認されている偽造品の出品をくり返す出品者は、新規のIDを用いて偽造品”亡国の吸血姫”を出品しています。

評価数があるものでも、手持ちのIDで相互に評価しあって評価数を稼いでいます。

特徴2 日本語がおかしい、難しい質問に対応できない

現在、フリマサイト(メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ)で確認されている偽造品の出品をくり返す出品者は、日本語が流暢ではありません。質問をすると、カタコトな日本語や違和感を感じる返事が返ってきます。

※違和感を感じさせない返事をすることも稀にあるので注意してください。

特徴3 商品説明文は他人のコピー

商品説明の文章はほとんどが他人の説明文をコピーしたものです。

特徴4 質問・コメントを削除する

現在、フリマサイト(メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ)で確認されている偽物出品者は質問に返答はしますが、数時間のうちに質問・コメントを削除します。これまで48時間、質問・コメントが継続してのっていたことはありません。

海賊版出品者に対して、「”5章 写真でわかるポイント”で紹介する部分の写真を載せてください」というコメントがこの半年間何度か行われているのをメルカリで確認してきました。しかし一度もその部分の写真が掲載されることはなく、数日の内にこのコメントは削除されています。

その他1 キーワード検索すると常習犯は判るかも?

価格の安い20万円以下の”亡国の吸血姫”は、ほとんどが偽造品という状況になってきています。

25万円以下の”亡国の吸血姫”を見つけたら必ず「偽造品」「亡国の吸血姫」「出品者のID(名前)」でキーワード検索してください。

フリマサイトやオークションサイトで海賊版販売をくり返す常習犯であれば、注意喚起メッセージが見つかるかもしれません。

その他2  値下げ、付属品

追加情報ですが、値下げ交渉にも積極的に対応しているようです。3~5万円の値下げに応じていたところを何度か見かけました。大幅な値下げに応じることも海賊版出品者の特徴の一つです。

<2022.5追記> 海賊版出品者もこの記事を認識したようで2022.4月初旬からは、コメント交渉での値下げはすべて断っています。

著者自身が騙された手口をご紹介します。

こちらの写真、一見すると正規品だと思いませんか?

海賊版は「案内用紙」「送付先シールを剥がした跡のついた段ボール」の写真をのせて販売することもあります”

偽物出品者に質問をしたところ、案内用紙と段ボールの2点も送付されることを確認しました。写真の追加依頼にも対応してもらえ、返信の日本語にも違和感を感じませんでした。

私はこうして偽物ではないと思い込み、海賊版を買ってしまいました。

”敵を知り己を知れば百戦危うからず”

孫子の格言にもあるように、偽造品の出品者や海賊版”亡国の吸血姫”の特徴などの知識を蓄えて偽造品を見分ける力を手に入れてください。

次の章からは海賊版と正規品(12巻)を比較して数値・外観的特徴を明らかにしていきます。

「オーバーロード亡国の吸血姫」とは

オーバーロード「亡国の吸血姫」とはオーバーロード第三弾 BD&DVD全巻購入特典として販売された、数量限定の商品です。その総数は一万冊を超えたとも言われています。

小説の内容としては、本編とはことなるIFストーリーとなります。

2015年作者である”丸山くろがね氏”がTwitterで書かれた”Sugar and spice and all that’s niceルート”の続きが書かれた一冊です。

2019年特典終了時より手に入れるのが難しくなった同商品は、フリマサイト・オークションサイトなどで価格が上昇していきました。2019年時点で10万円台、近年では30万円まで取り引き価格が値上がりしていました。しかし2021年夏~秋ごろから海賊版「亡国の吸血姫」が出回り始めました。

正規品・海賊版が同じものとして扱われるようになり、取り引き相場は「16~26万円」となっています。(2021.12~2022.05)

これより出回っている海賊版の「完成度の高さ(品質)」「正規品と海賊版の違い」「写真でわかる唯一のポイント」の順でお送りします。

計測にはマイクロメーターと呼ばれる国産高級 精密デジタルノギス(0.01mm単位の精密ノギス¥7,000)と、少し精密な計量器(0.1g単位200g以下、0.5g単位200-1,000gデジタルスケール¥1,500)を使用しています。

海賊版の完成度の高さが半端じゃない!(品質を比べてみました)

偽造品の本を全てをじっくりと読み終えたとしても、目視・触感では偽物だとは気付くことはできません。

偽造品だと分かった上で正規品小説12巻と比較しても、わずかに偽造品の紙のザラツキが少ないかな?と感じるくらいです。

この記事を書く工程で、一つ気付いたことがあります。

偽造品のブックカバー白色部分が汚れやすい”

正規品は”結婚式の招待状”に使われるメッセージカードの様に、汚れにくい高級な紙が使われています。もしくはクリアコーティングされており、汚れ難くなっているのかもしれません。

海賊版はインクジェット用紙の地がでている状態でとても汚れ易いです。12巻と重ねて撮影するだけで黒色インクが色移りして真っ黒になりました

口絵を比べてみました。上が偽造品、下が正規品12巻のものです。口絵は紙の厚さは、マイクロメーターで測定しても触感でも違いがありません。

文字の印刷も正規品と遜色ありません。(海賊版が上、本編小説12巻が下)

違和感を感じたのはP407”キャラクター紹介”のページのみです。

12巻(左の写真)と比べると、海賊版(右の写真)は白い点がいくつか見られます。

正規品だと信じて読んでいる場合、偽造品だと気付けるポイントはこのページしかありません。

→ 2022年7月初旬より出回りはじめた偽造品は対策されており、白い点は確認できません。

正規品と海賊版の違い「計測したらわかる11点」

多く方に知られている判別方法は簡単に加工や偽装が出来るため紹介しません。

記載されている数値はオーバーロード本編小説「12巻(ページ総数410P)」と海賊版「亡国の吸血姫(ページ総数416P)」を比較して検出したものです。

正規品の数値は、海賊版対策活動をされている方々と足並みを揃えるために公開はしません。こちらの数値はオーバーロード本編小説「12巻(ページ総数410P)」のものを掲載しています。

正規品「亡国の吸血姫」は各章(4枚)に厚紙の挿絵があります。12巻と比べて少し重くなり全く同じではありませんが、数値は概ね同じくらいです。偽造品ほど違いはありません。

  1. 本の綴じ部分の接着剤が正規品と比べて、灰色に近い白色である。
  2. 本自体の重さが重い。「重量:旧型 約419.5g、新型 約438g」→正規品は軽い。本編小説12巻「重量:約394.5g」、正規品「亡国の吸血姫」は12巻と比べて挿絵ページが4枚多いため少し重い。
  3. 本自体の厚みが薄い。「厚さ:約23.28mm(小口側)、約23.82mm(背側)」→正規品は厚い。本編小説12巻「厚さ:約25.80mm(小口側)、約25.36mm(背側)」 →偽物販売グループにより対策済み。
  4. 紙が薄い(文章記載ページ)。「本文:約0.09~0.10mm」正規品:本編小説12巻「本文:約0.10~0.12mm」
  5. ブックカバーが軽く・薄い。「ブックカバー:約11.2g、約0.20mm」正規品:本編小説12巻「ブックカバー:約12.6g、約0.22mm」
  6. 1~4章 挿絵のページが絵葉書のように固く・厚い(約0.15mm)。正規品は本編小説1~14巻と同じくらいの固さと厚さ(約0.14mm)である。
  7. ブックカバーの余白部分(白色の箇所)が汚れやすい。コーティング処理がされていない。正規品は汚れにくい。目視ではわからないクリアコーティング処理がされている。
  8. 段ボールのナイロンテープの折り目が左右の側面にある。正規品は正面に折り目がくる。
  9. 段ボールのナイロンテープが真新しい。→正規品は販売から1年が経過しテープ部分の色が濃くなっている。
  10. 段ボールが柔らかく弱い。→正規品は段ボールが固く丈夫である。
  11. おまけ:帯の”モモンガさんの顔が紫色”、”キーノさんの外套のフード部分が黒に近い紺色”でプリントされている。→正規品「亡国の吸血姫」では帯の”モモンガさんの顔が青色”、”キーノさんの外套のフード部分は青色”でプリントされている。 →偽物販売グループにより対策済み。
  12. 帯の文字・印字がズレている。  →偽物販売グループにより対策済み。ズレでの判別は不可能。
  13. 本の背側が厚く、小口側が(背に比べて)薄い。→正規品および本編小説1~14巻は、本の背側の方が小口側よりも薄い。小口側が背に比べて厚い。 →偽物販売グループにより対策済み。
  14. 製本された本の形が本編小説と比べて歪である。本の背がもっとも厚くなっている。→正規品は本全体の厚さよりも、背部分がもっとも薄くなっている。 →偽物販売グループにより対策済み。
  15. 本の天(上側)と地(下側)に線が入っていない。→正規品”亡国の吸血姫”では4本の線(1~4章 挿絵の数)が入っている様に見える。 →偽物販売グループにより対策済み。
  16.  “P407キャラクター紹介”のページの黒塗り印刷状態が悪い。斑点が数か所見られる。→本編小説では綺麗な黒色に印刷されている。 →偽物販売グループにより対策済み。

※注意:項目14,15の色に関しては、画像処理ソフトなどで簡単に加工することができます。目安のひとつ程度に考えてください。(2022年2月画像処理された写真の掲載を確認しています)

上の写真をご覧ください。モモンガさんの頭部の色が異なることがわかりませんか?外套は青色に写っておりますが青紫色です。

左が正規品の頭部が青色モモンガさん、右が偽造品の頭部が紫色モモンガさんです。

※帯のキャラクターの色が異なる点に関しては2022年6月以前の既に一般の購入者に出回ってしまった物にのみ有効です。

2022年7月以降に出回っている新型の偽造品ではモモンガさんの頭部の色は青色に修正されています。

正規品の本編小説12巻と重ね合わせて比較するとはっきりと判別できます。

文字ではわかりにくいという方はこちらの記事をご覧ください。ここには無い写真があります。

写真でわかるポイント! 「綴じ」の部分が小説12巻と違う

写真でわかる唯一のポイントは小細工ができないため、出品する側もほとんど写真で映すことはありません。それだけ分かりやすくなっています。

それがこちら”本の綴じの数が17箇所であること”です。

海賊版「オーバーロード 亡国の吸血姫(416P)」では綴じの数が17箇所の糸綴じで製本されています。

→ 偽物販売グループにより対策されました。これまで偽物は「糸綴じ」で製本されていましたが、2022年7月以降は「無線綴じ」で製本されるように対策されています。

正規品は綴じの数が20箇所以上と多くなる無線綴じで製本されています。

本書と同等のページ数があるオーバーロード12巻(410P)も綴じの数が20箇所以上あります。正規品は丁寧に製本されており、細かすぎてそれ以上確認できません。

正規品は高性能な接着剤を使っているため、無線綴じで製本しても接着剤の使用量が少なくて済み「重さが10g以上軽く」なります。

偽造品は昔ながらの糸綴じで製本しているため、接着剤の使用量が多くなり「重さが10g以上重く」なります。

費用の多くかかる製本方法を用いているか、費用の安い製本方法で済ませているかの差が「綴じ」「重さ」に表れています。

海賊版だと分かっていて販売している出品者は、絶対に本の綴じ部分の写真をのせません。すぐにばれてしまいますから。過去の取り引き履歴を調べてみると、海賊版の一次被害にあった一般の方が気づかずに再出品している場合にこの部分の写真をのせているのを見かけました。

フリマサイトやオークションサイトで購入するときには、必ずこの箇所を確認してください。

2022年7月より偽造品の製本方法が変わりました。

2022年7月より偽造品の製本方法が、正規品と同じ「無線綴じ」に変更されました上と下の写真は「無線綴じ」に変更された偽造品「亡国の吸血姫」になります。

本編小説12巻と並べて「綴じ」の部分を比較すれば、目視にて偽造品かどうかは判別できます。

上と下の画像は正規品の綴じの部分です。

本の重さに関しても、偽造品は質の悪い接着剤を大量に使っている為従来より約20g重くなっています。

重量:2022年6月以前 「約419.5g」、2022年7月以降 「約438g」

本編小説12巻「重量:約394.5g」:亡国の吸血姫とほぼ同等の重さ

偽物出品者はすぐにわかるかもしれない?

「偽造品」「亡国の吸血姫」「出品者のID(名前)」でキーワード検索してみてください。

フリマサイト(メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ)やヤフオクで偽物販売をくり返す常習犯であれば、海賊版対策活動をされている方々の注意喚起メッセージが見つかるかもしれません。

キーワード検索でも問題がないようであれば、次の質問を行ってみてください。

「本を立てた状態で、上下の部分の写真をのせてもらえませんか?本の部位名称:天、地の部分です。よろしくお願いします。」

写真が載っていない場合に限りますが、質問から撮影してもらうようにお願いしましょう。「亡国の吸血姫」の購入を検討されている方は上記の一文をコピペして質問してみてください。

正規品を取り扱う出品者であれば、快く応じてくれるはずです。

偽物出品者であれば、写真を掲載することはありません。

約半年間、フリマサイトとオークションサイトを見てきましたが、偽物出品者が写真を掲載することはありませんでした。たとえ返信のコメントや写真が掲載されたとしても見当違いなものばかりであったので、偽造品であると明確になることが多い様です。

まとめ「亡国の吸血姫」の判別ポイント!

2022年7月以降に出回っている偽造品は写真で判別することは、ほぼ不可能です。

最新の偽造品は、手に取り「12巻と綴じ部分を比較する」「重量を計測する」この2点のみで判別することができます。

  1. オーバーロード12巻「聖王国の騎士 上」を用意してください
  2. 物差しと計量器を用意してください
  3. 届いた本の厚さ「背」「小口」を物差しで測ってください。
  4. 届いた本の重さを計ってください
  5. 届いた本の「綴じ」の部分が12巻と比較して違和感を感じないか確認してください

届いた本の厚さについて。

  • 机に平置きして12巻と比べてみてください。偽造品であれば、目視でも「薄い」ことわかります。
  • ブックカバーを取り外して目視確認してください。偽造品であれば、目視でも背の方が広いことがわかります。
  • 物差しで測って「偽造品のデータ」より「約2mm」ほど厚いことを確認してください。

届いた本の重さについて。

  • 重さを計って「偽造品のデータ」より「約10g」以上軽いことを確認してください。アナログ型のものでもはっきりとわかるので安心して下さい。

届いた本の「綴じ」について。

  • 12巻と重ねて目視確認してください。偽造品であれば、目視でも違いがわかります。本の綴じの数が目で見てわかり、17箇所だと数えることができるものは残念ながら偽造品です。
  • 綴りの部分が12巻と比べて、ほぼ同じ外観であることを確認してください。

以上の3点が判別ポイントとなります、お疲れ様でした。すべてをクリアしたものは正規品です。

数値には多少の誤差がでることがあります。

偽造品は12巻と並べて目視で確認すると確実に違いが分かります。12巻と並べて目視で確認して違和感がなければ、正規品だと言えるでしょう。

上と下の写真は正規品の綴じの部分の写真です。

2022年7月以降の偽造品改定で見分けるポイントも各所対策されてるのを確認しています。本の厚みに関しても対策されている可能性が考えられます。

偽造品のデータ

  • 厚み:2022年6月以前 背 約23.82mm、小口 約23.28mm(誤差±0.01mmノギス)
  • 重さ:2022年6月以前 約419.5g(誤差±1gデジタル計量器で測定)
  • 重さ:2022年7月以降 約438g

2022年7月より偽造品の製本方法が「無線綴じ」に変更されました。

海賊版・偽造品は絶対に購入しないでください!

「海賊版を購入して、受け取り手続きをせずに読んだ後、返品手続きしたいと考えています。返品手続きの詳細を教えてください。」

要約していますが、上記の様な問い合わせが数件ありましたので追記します。

結論を述べます。

絶対に「海賊版・偽造品を購入しないでください!」

近年フリマサイトのいくつかの会社では、海賊版の疑いがある商品の返品に対応するように出品者に促す・支払いを差し止めるといった対応をとるようになりました。

しかし返品の交渉は、購入者自身が偽造品出品者にメッセージを送り、返品を認めてもらうという方法で行わなければなりません。

出品者と連絡がとれる状態で、出品者が返品に対応する姿勢をみせている内は、運営会社は当事者間 同士の問題であるとして間に入ることはありません。

過去の返品手続きをネット検索したところ、返送先の住所が虚偽のものであったり、二転三転することもあるようです。最終的には留学生などアルバイトの受け子の住所が連絡されて返品完了となっているようでした。

近年の詐欺集団の対応力には目を見張るものがあり、返品要求が繰り返される現状を静観すことはないと思われます。

今後詐欺集団がとる対応として考えられるものは、「返品された商品に破損があった」「異なったものが入っていた」「商品が入っていなかった」などと言って、「商品の補償を要求する」または「商品が入っていなかったものとして賠償を要求する」「商品を入れて再度発送するように要求する」のではないかと考えています。

過去にAmazonやメルカリでは正規品を偽造品にすり替えて返品する「スリ替え詐欺」が行われていました。その「スリ替え詐欺」を購入者が行っていると出品者側が言ってくることもあるかもしれません。

他人を騙して金品を騙し取ることを生業とした人間との話し合いは、精神を削られる作業となります。人によってはトラウマ(心的外傷)を受けることもあるでしょう。

斯く言う著者自身も「亡国の吸血姫」を見ると憂鬱な気分になり、7カ月経過した現在も本編小説を含めて読む気力が湧きません。

繰り返しますが「海賊版・偽造品を購入しないでください!」

まとめ

いかがでしたか?

正規品と海賊版の見分けがつかず、購入者も出品者も困っている状況が続いています。それが少しでも変えられればと思い、記事にしてみました。

この記事がオーバーロードファンの皆さまの一助となれば幸いです。

コメント

  1. どうすれば より:

    初めまして。
    ヤフオクで偽物らしきものを購入してしまいました。
    鑑定に出したいのですが、どこに出せばいいですか?
    やはり、警察が一番でしょうか?

    • ケンジ より:

      コメントを拝見しました。
      お問い合わせの偽造品は1/15(日)22時終了の23万円の書籍で間違いないでしょうか?

      1/15(日)に終了している亡国の吸血姫は写真から見ても、100%偽造品であると判断できます。
      その他、1/8(日)21時終了の18万円の本、12/3(土)11時終了の15万円の本も偽造品です。

      まずはじめに【受取評価をせずに】ヤフオク運営に今後どうすればいいのかを問い合わせるとよいかと存じます。
      その後、「返品手続き」「返金手続き」などについて相談することをお勧めします。

      >>鑑定に出したいのですがどこに出せばいいですか?
      オーバーロード 亡国の吸血姫のオリジナル本自体が希少なため、真偽鑑定というものを依頼する機関がどこがいいのか?についての具体的な回答はしかねます。

      警察にはオリジナルの亡国の吸血姫がないため、真偽鑑定はできない可能性があります。

      参考情報ですが「まんだらけ」など古本ショップであれば、偽造品情報が出回っているため、真偽鑑定はしてもらえるかもしれません。
      ただし偽造品を売る行為は違法となり、警察のご厄介になるので十分にご注意ください。

      また偽造品と分かった場合、手元にある書籍は回収され返ってこない可能性が高いかと思われます。
      以上の理由より、ヤフオクを通して返品キャンセル手続きを行うことをお勧めします。

  2. どうすれば より:

    ありがとうございました。
    やはり、鑑定は難しいのですね。
    怪しいものは買わないようにします。
    心を込めた返信ありがとうぞざいました。

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