今回はTOP FILMから販売されている可変式ブロックダンベル用のロックピンを購入してみました。
購入した理由は、26kg×2個(52kg)ブロックダンベルの1段目にピンがスムーズに差し込めないからです。
結果として、スムーズに差し込めないという症状は解消されました。
こちらのロックピンは正規品のパワーブロックにも使えたりします。正規パワーブロックのロックピンとの違いは、また別記事にて紹介するかもしれません。
「新旧ロックピンの違い」「個体差」「手直し方法」「その他」の順でお送りします。
新旧ロックピンの違い
- ピンの間の広さが違う 「旧15.2cm → 新15.5cm」
- ピンの長さが違う 「旧17cm → 新16.5cm」
- プラスチック部の曲がり具合が違う
- プラスチック部分の材質が違う
ロックピンは新型になり、各箇所が改善されています。
別記事に記載していますが「1段目にピンがスムーズに差し込めないという不具合」もプラスチック部の材質を変更することで改善しています。
プラスチック部分の材質が曲がりにくいものに変更されたことで、ピンの間が「15.2cm→15.5cm」と広くなっています。
ロックピンに個体差あり
ロックピンには個体差があります。
今回は2個セットを購入したのですが、写真のようにそれぞれで違いがあります。
②はそのまま使える完璧な状態でしたが、①は「ハの字」に曲がっていました。またピンの間の広さにも違いがありました。
手直し方法
①の「ハの字」に曲がっているロックピンを正常な形に直していきます。手で曲げてもいいのですが、今回はヒートガンで温めて手直してみました。
〇用意したもの
- ロックピン
- ヒートガン
- クランプ
- 20cmくらいの木材
1.「ハの字」の曲がりを直す
ロックピンをヒートガンで温めた後に、軍手をして中央を押さえて曲がりを修正します。冷えるまで押さえたままの状態を維持します。
曲がりがとれるまで何度か繰り返しました。
火傷には十分に注意してください。またプラスチック部が溶けないようにも注意が必要です。
2.「ピンの広さ」方向の曲がりを直す
①ロックピン2本を向かい合わせに重ねて木片で挟み、クランプで締めこみます。
初めは1本ずつ直していたのですが、思うような結果が得られませんでした。何度か試した結果、こちらの方法にたどり着きました。
②写真の状態にセットしたら、表側と裏側の両方からヒートガンでしっかりと温めます。
③十分に温めたら挟んだ状態でしばらく放置して、熱を冷まします。
④取り外してピンの間の広さを確認します。
十分に広がったら作業は終了です。広さが足りない場合は①~④を繰り返します。
参考までに、上記の方法では「15.5cm」以上は広がりませんでした。
15.5cmまで広がったロックピンは、ハンドルの1段目もスムーズに抜き差しが出来るようになりました。
その他
新ロックピンには、ピンの根元にプラスチックのはみ出た部分があります。
そのままの状態だとピンを差し込む際に引っ掛かるので、切り取ってやる必要があります。
まとめ
いかかでしたか?
26kg×2(52kg)可変式ブロックダンベルに関する記事をいくつか書いていく予定です。よければ合わせてご覧ください。
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